さて、さつまいも畑では緑肥づくりが行なわれています。昨年、芋の収穫が終わった後に、畑に蒔いた麦が大きくなり穂をつけています。
麦などの緑肥を土に混ぜ込むことを「鋤き込み」(すきこみ)といいます。三月になると、他の農家は、まだ麦の穂も出ていない20~30センチの麦を鋤き込でしまいます。 (写真右の畑)
はなわ農園では暖かくなる四月中旬、麦の穂が出て背丈が60~70センチ以上になり、茎の中が管の状態になるまで麦を鋤き込みません。麦の穂にはたくさんのミネラルが含まれており、これが栄養となるのです。また、地温が十分に上がらないと(15度以上)鋤き込んだ麦を分解する微生物が十分に働らきません。
麦の穂には、ほんのりとした甘みがあります。穂にはミネラルや「秘密の成分」が含まれています。はなわ農園では麦の緑肥化により、化成肥料は通常の約半分しか使いません。『自然の力を十分に活かし、その力を補う』ことで、芋の収穫量も多くなり、品質もより良くすることが出来ます。
種芋を苗床に植えることを「伏せこむ」と言います。伏せこんだ芋から苗が出てきました。今年は三月、四月と寒い日が続いたので、苗はまだ小さいです。次回の「はなわ農園たより」では苗づくり・苗切・苗植えについてお伝えします。
Tweet